冒険者No.20  PrimitiveSilence


アイン=ディングレイ  榊 時雨  紅路 紅蓮  タイガ=イングレイヴ 


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所属国 : サイロン
クラン : Blutig Traum
種族 : レイファー
性別 :
年齢 : 21 才
結婚 : 未婚
ロール : 普通
HEIT : 164cm
WEIT : 56kg
コロナ : 聖戦士
ミーム : アルカディア
ブランチ : 戦士

キャラクター概要 : 「次で最後ですよね。何処ですか?」
「そうなんだけど、それが」
リサが、急に言いよどんだのが気になりそちらを見やる。
「寄港してる船に運ぶ手はずになってるのよね。でも、もう間に合わないかも」
「どうしてもっと早く言ってくれないんですか!?そっちを先に運べば」
「お父さんが乗ってるのよ」
「へ?」
「私のお父さん。仕事でね、ミレトスに行っちゃうんだ。それで、暫く帰って来ないの」
それで別れを惜しんだというのか、彼女の気持ちは分からない。だが、
「でも、だったら尚更行かないとだめだ!」

リサを連れて走ったのは納屋。
少し待ってと言って暫くし、アインは出てきた。ゴムの車輪を二つ繋いだ白い鉄塊に跨って。
「乗って」

「表通りは人が多い。狭い道を通ります。しっかり捕まって!」
原理は分からない。だが、彼が”アイゼン”と呼ぶそれは彼とリサ・籠一杯の野菜を積んで尚、馬車の如き――いや、それ以上の速度で地をかける。
港が見えた。だが、船は今正に出立した所だった。港から離れて行く姿が見える。
リサが嘆息を漏らすと同時、未だ出されたままのタラップが目に入る。

「あれだ!」

柄を握り、強引にタラップを駆け上がり、アイゼンは二人を乗せたまま、
跳んだ――。

甲板に黒い弧を描き、アイゼンが停止する。
「リサ!どうしてここに」
「お父さん!」


親子の会話と潮風の音を耳に、アインは重大な事に気がついた。
「って、帰りのことを考えて無かった!?」



所属国 : サイロン
クラン : Blutig Traum
種族 : レイファー
性別 :
年齢 : 33 才
結婚 : 未婚
ロール : 普通

キャラクター概要 : なし



所属国 : サイロン
クラン : Blutig Traum
種族 : 獣人族
性別 :
年齢 : 26 才
結婚 : 未婚
ロール : 普通

キャラクター概要 : なし



所属国 : サイロン
クラン : Blutig Traum
種族 : レイファー
性別 :
年齢 : 30 才
結婚 : 未婚
ロール : 普通

キャラクター概要 : なし

更新日:2006/09/13